レコーディングを前に久々に演奏を聴いてもらい、フィードバックをもらい、心の奥底の気持ちに気付かされたような… 姉は昔から見事に私の心を汲みとる。どんなときも。私のもっていないものをたくさんもっている。

ふと大学時代に姉と交換ノートをしていたな、なんて過去のノートを読み返していたら谷川俊太郎の詩が引用されていた。

なにかをうつくしいとおもうと、
わたしたちはそれがすきになる。

なにかをうつくしいとおもうとき、
わたしたちはうれしい。

うつくしいものは、
わたしたちのなかに、
いきてゆくちからをうみだす。

心に染みる詩。
シンプルでうつくしい。

心の思いを素直にキャッチボール
できる相手がいてありがたいなと
当時のノートを読み返す度に思う。

時代は変わっていくけれど
伝えたい事があれば未だに文通して、
手紙でしか伝わらない部分もあったりして。
そんな感性を共有できる家族がいてよかった。
歳を重ねると更にそう思う。

心が動く瞬間、感じる心を
大事にしたいなと思う日々。

慌ただしい毎日で
色々なことがあるけれど、

しなるけど折れない芯の強さは
もちたいな、なんて…

そんなことをふと思いました。

自分らしく頑張ります!!

Nina Fujisawa